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作詞:櫻井里花
作曲:櫻井里花
手鞠のはねる音のひびく この空はいく日をみとどけた 夜の帷を抜け出せば 水金のあのあかを目印に 我らはみな七つの子よ 刻まれた記憶が土風に埋もれようとも 開いた翼に受ける風に 諍いの匂いは消えない 与えれば奪いくらい合うのは なぜなのか わたしにはわからない 痛みと哀しみをとおざけた 不意の雨に怒りを向けはじめた いつか共に踊ったはずの この大地ともう一度手を繋ぎ許されたい 見上げた雲間に覗く花に 重ねた掌をつつむ あたたかな伊吹のいろはよ 縁取ったこの空を染めてくれ 我らはみな七つの子よ 刻まれた記憶が疼くたびに目を覚ます 流れてたどりつくこの夜に あの日から決まっていたよう 葉の音も水も土の匂いも 私から わたしへの 祝福 描いた翼をこの手に 蕾をつませはしない 大それた空を舞うのだ 幾度とない この日々を この生を
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