歌詞

作詞：坂根涼太

作曲：坂根涼太

ずっと海を彷徨うようだった "泳げない"に縛られた脳内は さらに僕を溺れさせる 気を抜いたらすぐさま ブラックアウトな場に 怯えてる日々 足りないものばかりの僕に 放った言葉や笑った彼らの その口角が離れてくれないな のらりくらり 上手に生きるが勝ち？ 不甲斐ない 僕の価値は何？ ずっとそれをただ問う日々の中 ついに見つけた生きてく術 きっかけは諦め 沈んだ先で楽になった 海の中で僕は息ができたんだ これは先天性 届いたメーデー 溺れることなどなかったんだ 海上はアネクメーネ いざ楽園へと 自分の中にいる小人 みたいな奴がいつも言うの ”こうあるべき”と 雁字搦め毎度 そろそろゴチャゴチャ並べた御託を 片付け 今すぐ行きたい方へ行こう イケナイこともしよう？ ここからお暇しよう もう "みんなそれぞれ大変だから" それは救いの言葉か はたまた、ただの声のハンマーか 均されてきたこの感情にも 慣らされてきた 世の風潮に だが もう 僕は僕を生きていこう 手始めに この唄を鳴らしにきた 海の中で僕は息ができたんだ これは先天性 届いたメーデー 初めて自分と仲良くなれた 離れていった面々へ 君らのおかげで 周りには心強い奴ばっかだ 生まれる前に盗まれたパーツ 今更返してくれなくていい 僕は海の中 息ができるから