歌詞

作詞：山上コト

作曲：山上コト

ハッとなって手を伸ばすが先に見えるは曇天だった 傘もないのにどうしよう、これじゃ間に合いそうもないな 伸ばした手を引っ込めて戻して、汚ない靴、歩き出した 吐いた言葉、真昼の風に溶けてった 嗚呼、吹き荒ぶ雨風と鐘の音 「ねえ‼︎ちょっと‼︎話聞いてよ どうして頭や顔を隠すの？私から逃げるようにどこ行くの？」 やだなあ、服が濡れちゃった ひとり、誰も居ない街で佇んでいた さあさ、私も、じゃ、バイバイ あ、そうだ、忘れていた 今日が大事な日だったって 地面を打つ雨の音で思い出したんだ おめでとう、君はいくつになった？ 心の中、祝っておくわ 二度とここに戻らないと、知りながら 「ねえ‼︎ちょっと‼︎話聞いてよ どうして本当を嘘で隠すの？私から逃げるよにどこ行くの？」 やだなあ、終わってしまったんだ 君は、恨言を二、三残して 遠くへ行く、ラッタッタ 「ねえ‼︎どうか行かないで」 吐いた言葉は虚しく響いて そして真昼の風に溶けてった 嗚呼、雨が降りそうだ ひとり、遠ざかる君に手を伸ばす バカみたいさ、ラッタッタ