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作詞:福島直季
作曲:福島直季
毛布の海に 浮かんだ2人 心は塞いで 凍えて 温度を求めて 繋いだ手 分け合えはしない 分かってる どうしたらいいのか 分かっているけれど 躊躇ってしまう 歩き方は変なまま 転んだ事はちゃんと覚えているのに 立ち上がった事だけ忘れてる おかしいよね その手を繋いだ時 世界中の全部が 温度を持ってるって知った 毛布の中 アンモナイトみたいに 丸まった僕らの 灯りを探す様にもがく 眠れない夜だ くしゃみをするみたいに 忘れ出してく日々は 入りたての毛布の冷たさに似てた 窓辺に飾っていた花 水をやってみても カーテン閉めっぱなしで 枯らしてしまったね 酸素ボンベみたいに 少なくなっていく 残った時間の中に 埋まってるアンモナイト 尖った言葉で 掘り返してみるけど 優しい毛布の中 埋もれてしまう 窓辺の花 写真立ての中の笑顔も全部 揺れるカーテンの向こう 2人が離れても 1人で歩けても 忘れたっていいから 思い出してほしいんだ この手が離れた時 世界中の全部が 温度を失くしてく そんな気がしてた 何もないと嘆いて 時々 笑って 奪い合っていたのは 毛布じゃなく 暖かさ この手を振った時 自分の体だって 温度を持ってるって 見つけた毛布の外 アンモナイトみたいに まるまって僕らは 眠ろうとしていた もうすぐ 明けていく夜だ
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