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作詞:大歳祐介
作曲:大歳祐介
生憎夜は雨です 最終列車に飛び乗り 怪訝な目で見られながら 息を整えて座ります 待っている人もいないから 急ぐ意味は特にありません 強いて言うなら愛猫が お腹を空かせて僕を待っているかも 明日は早いので眠ります くたびれた布にくるまり 薄情者の先客と 寝床を奪い合い必死です 出迎えのない玄関とカーテンのない狭い窓 押し寄せる重い冷気が 僕の居場所はどこにもないと言う このまま閉じた瞼が朝日も通さなければどんなに幸せか なんて妄想をしながらも温かいこの毛玉を抱いて寝ました 誰だっていいんです 僕のエンドロールに名前を刻んで 一瞬だって脇役だって通りすがりだっていい 上映待たず没個性烙印を押されてしまったストーリーの 短いエンドロールには僕だけだ
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