歌詞

作詞：楽

作曲：楽

枯らした空回りしただけの滑るコーラス 片した嵩張っただけの体 ところどころ心がまだこびりついている 喜ばしく綻ばせたもたついた哲学達の茎 方々散る散るは花 ほくそ笑んだ名前の輪郭の花びら 心変わりそこの中に元の取れぬ猛毒の子 ひとつ佇んでいる孤独の弧轟く鈍間な矛 逃げたくなったのさしけた腐るこの海で どうしようもなく寒くてさ イカれながら爆ぜる雨と 重なる風も立つ波も 食らう喰らう啖う歪みよ 眩む晦む暗む揺らぎよ 一つ二つ下る点線で 汚く蒸らす温もりを 一つ二つ下る点線で 撫でていく撫でていく 食らう食らう食らう歪みよ 眩む眩む眩む揺らぎよ 測るは固まるカス共の核 その赤く黒く待つ血の幕 降りてこそと撹乱せんと 早く早くと呼吸の応酬 ようよう聴いとけ心の奥の奥 露した骨は怒ったって消える 隠してるのさ言葉の中に音に よがる木漏れ日じみた綻びを 逆に逆に荒んでく往路に 帰れ帰れと唸ってる鐘楼 教育的篩にかけられ今日 死んでいた情緒の逃走劇 居ない居ない居ない居ない