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デラシネの憂鬱
土橋ダイスケ

歌詞

作詞:土橋ダイスケ

作曲:土橋ダイスケ

咳払いひとつ聞こえてくる 君がいた気配もひとつ 消えてゆく 積み上げた記憶崩れてゆく 風のほかに何ひとつ 騒いでないのに 今日あった事を ただ書き残してゆく そこには付ける価値などなく 俺にとってそれが希望 In the sun… いいんだ、さぁ… 灰になって 風になって あなたのもとへ 焼け付くんだ 泣けてくんだ 太陽の下で 溜息ひとつこぼれている 君のほかに何ひとつ 失くしてないのに 卑怯だって日常 ただやり過ごしてゆく そこには負けや勝ちなどなく 誰かの言葉にすがる って無駄だって わかってるんだ全部 はかない 希望 捨て切れない 「痛みはとっくに 喉元過ぎてるはず でも まだある 感じがするのよ ねぇ、たぶん。」 根無し草ひとつ 摘まれてゆく ここはほかに何ひとつ 根付いてないのに In the sun… いいんだ、さぁ… 灰になって 風になって あなたのもとへ 焼け付くんだ 消えてくんだ 太陽の下で 夢になって 雨になって あなたのもとへ 悲しいくらい 笑ってみんだ 太陽の下で

楽曲解説

沖縄を拠点に活動するSSW・土橋ダイスケ(現ソロ名義はDylar Strandgade)が発表した2010年発売のアルバム『世界の終わりの物語』からのナンバー。

アーティスト情報

アコースティック、フォークミュージックをルーツとするシンガー/ ソングライター、ギタリスト。※現活動名は「Dylar Strandgade(ダイラー・ストランゲーゼ) 代表曲「ひとひらの花」は、第6回九州沖縄音楽祭グランプリ受賞曲。 「シャイン」は映画「107+1~天国はつくるもの」エンディングテー マ曲としてのべ10万人以上の耳に届いている。 自身のライブ・楽曲制作活動の他、アーティストプロデュース、楽曲提供・ サポートギタリストとしても多くの作品やイベントに参加。 幾多のエフェクトを織り重ねる手法の独特なギタープレイを駆使し、一貫 して「終わりとはじまり」「光と影」「きみとぼく」などの刹那的な世界観を歌いつづけている。コロナ禍の中定期配信ライブもスタートさせ、ますます表現の幅を拡げながら多岐に渡り活動中。 ソロとしての音源は、2002年にシングル「シャイン」を、フルアルバム「世界の終わりの物語」 を2010年にそれぞれリリースしている。

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