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作詞:遠藤理子
作曲:遠藤理子
間も無く遂に時代が終わるのだと テレビの向こう 大人達はほっと 肩を落とした 人も文化も流行り廃りも ファッションも音楽だって 何ひとつ変わらないものは無いだろう 僕ら転んで 傷口膿んでしまって 痛くてでも耐えて 歯を食い縛って 大事なもの守り抜いて 世間の波に溺れかけても 死ぬ気で這い上がって 自らの手で切る 平成最後のゴールテープを 時代は回って 僕らは磨り減って 細く鋭く時に人を傷つけたりして 大人に成っていく 最後の最後 誰かの手を握っていたいと願うのさ 世界が揺れたあの日 絶望の夜 テーブルの上 蝋燭ひとつ頼りに 僕ら未来を探して 目を凝らしても どうして 見えなかった未来が欠伸をして今 僕の前を通り過ぎる 僕らはいつの時代も 愚かで失うことでしか 気付かないだろう 平成最後がそこまで来てるぞ 時代は回って 僕ら目が回って 大切なものすら 見失いそうになって 終わっていく時代を 横目に気付いて どうしようもなく 涙を呑み込んだ 僕は誓うよ 世間に追いやられて 後ろ指刺されて 誰もが僕を横目に鼻で笑ったって 変わってゆくものの中には 必ず失くしてはならないものがあると 平成最後にこの歌を残すよ 間も無く遂に時代が終わるのだと テレビの向こう 大人達はほっと 肩を落とした
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