歌詞

作詞：ハ瀬河　千与

作曲：ハ瀬河　千与

晴れ渡る空　さらり吹いた風や 微睡むような　日射し浴び立ち伸び ふと気づいたの　開かれていくみたいだ 在る感覚　それを流し目で追う 笑い声が聞こえた　列をなした往来 ありふれた風景に　送られるメッセージ　 歳月を重ね 当たり前のこと当たり前に知って よぎったメロディも　浮かんで弾けた 掴んだ指の間　こぼれ落ちる光 幸せのアイデアも掠めていった 気付けはしないだけで そこで確かに鳴る気がした 息を呑んだ　得体しれないものに 僕はまた今日も　答え探してる いつとなくふと　闇の中、手に触れる 漠然とした　確かな感覚 外から音が聞こえた　 がらんとした内　響き渡って 水で容器を満たすように　 受け取る祝福　また一つ気づき 君におめでとう 霞んだフレームも　薄まって消えた 混じり合う色相の環　カンバスで踊る 幸せのファクターも溶け合って失せた 気付けやしないのに 漠然と追い求めてしまうんだ 広がるイメージも　滲んで見えた 重なる　目に映った景色の中 幸せのモチーフも涙に隠れた 触れられないけれど　だけで そこに確かにある気がした 差し伸べられた手握り返した 自意識の外連れ出してくれた 桜が唄う　繋いだ手と手 確かにそこに幸せはあった