歌詞

目を見るだけでは 手を振る 朝が来る 不確かな暮らしの中 何を求めるのか 今更 僕が僕である確たる証拠は今日の焦燥を伴ったこの情動に他ならず あなたなら報われる必ず 盲信は儚く 秒針は強引にこの虚しさのみを更新 ああ もう何もわからないんです 喪失を知らずに失くしたがる某日 覗き込んだ深淵すらもう僕を見てはくれない 街はDNA ビルは染色体のよう 重なるたびに 赦されるなら 囁くたびに 救われるなら 抗う歌に 生かされるなら ぼくじゃなくたって 他の誰だって そう思ってしまうよ 東口 意志のない人の群れに吐き気 ただただ悪意を撒き散らしては凪いで 終わるのは一瞬 ならどうぞ好きにしてくれ 低空で過ぎる溜息を蹴り飛ばして 敵か味方か どちらが重いか 捨てては拾って 悔やんで忘れて 終わるのは一瞬 ならもうはやくしてくれ 先は長い 敵か味方か どちらが重いか 思いは晴れたか わからないわからない いなくなった人も ここにいる僕も わからなくなって わからなくなって それでも 目を見る いつか灰になる僕らは 不確かな暮らしの中 何を求めるのか 今更