歌詞
作詞:babamio
作曲:Sam
始発 規則通りには進まないサイコロと朝の駅のホームは誰もいない海辺 各駅停車が滑り込みドアが開く きみの「本当」はいつしか嘘になるかもしれない と思うのさえわたしの枷 何にも見えない 指先に絡む潮騒の糸電話 腐心にも柔らかい空の頬が緩む わたしは密度が低いまま恋をする きみの「本当」はいつでも嘘になることなどない と信じるのもわたしの枷 何にも言えない 胸が光る水管の群れ 波に飛ぶ残像 息を溜めて自棄を堪える 濡れた手は潮/塩の跡 「寄せたら返して」「責めて/せめて許して」 顔が波間に揺れる 隣町できみは透明 今に消えてしまうから すぐに走って改札口へ 全て封鎖すれば ずっとここに閉じ込められて きみを待ち望める それでも回る、世界は回る 「きみは何も変わらない!」 だから愛して、世界は死して わたしは何も分からないままで 朝になる 目が覚めた夢は化石だと知り 発車ベルが鳴り響く 潮風に微笑む きみときた線路は放物線で トランクには日の光 それはわたしを守る きみといた日々は風化していく 車窓の海をふと見れば 砂浜になっていた
楽曲解説
Ethereal Wave -「始発」 Album: 空気のような 君との日々が風化しても思い出は私を守る光。
アーティスト情報
from Sam and babamio アメリカ在住Samと日本在住babamioによるバンド。 最近は「空気のような」というアルバムを作りました。 エアリーに瞬間を切り取っているので聞いてくれたら嬉しいな。











