歌詞

作詞：伊勢広

作曲：伊勢広

窓辺に　幸せが転がる昼下がり 庭先に　あなたによく似合う花が咲く 「きみは口うるさいから」 「あなたは寝相が悪いから」 「ぼくの嫌いなものが好きだから」 「そんなのはお互いさまでしょ」 通り過ぎるような時間を　だらだらと過ごす毎日に ちゃんと名前があることに　まだまだ僕らは気づけない 神さまなんて信じずに　誰かの嘘なども信じずに 生きてる意味などはわからない 今はあなたを思って息をする 街角　子猫に倣ったような足取りで 隣の　へたくそな鼻唄に耳を澄ます 「ぼくらほんと気が合わないね」 「合わせる気もさらさらないわ」 「ぼくの好きな人が嫌いだから」 「そんなのはお互いさまでしょ」 大切に思える時間が　あまりにも長く続くから 足下に転がるなにかに　名前があることに気づけない 僕のギターがここにあるよ　あなたの言葉を拾ってきたよ 何が正義かはわからない 今はあなたを思って息をする ありがとう　こんなありきたりな歌だからさ 明日の朝には忘れてよ 今はあなたを思って恋をする