歌詞

効き目のないため息すら 波風になびいてる 鳴り止まない予感だけを頼りに海岸線をなぞる 読み合わせた距離の弾み 澄ました顔がくすぶる 譲れない速度で変わり続けるだけの日を 癒えることもなく沈んでく 簡単な言葉すら忘れないと誓っても 夕凪を越えて溶け出す夜の帳 どうしようもない惰性の温さを冷ましても なりたい朝には近づけないだけなのに まともな部屋 相変わらずそれを頼りにしてる 変われない緩さで横たわるだけの焦りも 告げることはなく日々に馴染む 簡単な言葉なら忘れない どこかで鮮やいて描くあなたの町影さえ 荒唐無稽なニュースも 使い古した常套句も どこまでも伸びる影に残したいだけ 　 攫っていく間に伸ばした影も溶け出す