歌詞

作詞:オオエダ タケシ

作曲:オオエダ タケシ

爪先を齧る君の癖を 真昼間 ランドリーの待ち時間に眺める 降り出した雨に傘もなく 取り出した服は濡れていく こんがらがっている頭で君は何だか悩んでいる 「洗濯機を買い直そう」と、青褪めた顔で呟いた 何かあったか聞いて欲しそうで 何も聞けず黙り込む 雨の匂いが胸を染める 悔いた色を灰色に塗り潰してしまうのだ 肩先が震え、指はもつれ 抱き締める度に虚しくなる 物体のような君の背中 なぞってみたが味が無い 感情なんか消え去って 部屋干しのシャツを眺めてる 「私は何だか馬鹿みたい」 返す言葉はないみたい 強さも知らぬ人間に、一体何を期待する? 強い雨が愛を殴る 乾いた色を灰色に塗り潰してしまうのだ 雨は上がり虹は掛かる 悔いた色をまるで浮き彫りにさせるように 雨の歌を君は歌う 見上げた目は酷く優しく死んだまま

楽曲解説

オルタナティブロックに囲まれ、影響されまくって生きて来ました。 よろしくどうぞ。暗くて重くて濡れそぼった曲です。

アーティスト情報

埼玉のシンガーソングライター兼ドラマーです。平和な狂人。地球はでっかい集団墓地。 よろしくね。

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