歌詞

作詞：アサイリョウタ

作曲：アサイリョウタ

ぬるい風が誘うままに 踊る人を横目に見て 暁知らずの僕を 急かすように春が来た 過ぎた人を思う度に 黒い影が風に舞って 誰そ彼と問い掛ける頃に 闇に紛れ消え行く 望む望まざるに依らず 過ぎ行く時の中で 変わらない感情に引き摺られている 永遠を燻らす美しい記憶も 染み付いて愛しい疵になればさよなら 過ぎ去る戸惑いも移りゆく不安も 花弁を舞い上げ踊る世界の背後に 永遠を燻らす 春の夜風に散る 時が過ぎて惑う そんな日々も失せる あぁ 移り行く街の色に 流されて進むのに 桜の下に君を未だに見ている いつまでも尊い思い出にすがるなら 切なくて覚めない夢を抱いておやすみ 忘れる悲しみも置き去りの希望も 花弁を舞い上げ踊る世界の背後に 背後に、 背後に。