歌詞

作詞：宮咲鯵缶

作曲：宮咲鯵缶

叶わない恋なんて最初から 分かっていたはずなのになぁ 行き先のない第2ボタンを 破って川に捨てたんだ 何も変わらないしけた日常に 気だるさを抱いた、僕は 殴り書き鉛筆の跡 教科書の盾で身構えて 黒板の音が遠くで鳴り響く 深い眠りに落ちたんだ そうさ、君は僕の夢の中で ねぇ、何で生きるのは難しいの あの日、僕は嘆いたんだ 「難しく考えるから」って君はそっと笑って 校庭に咲くあの花はただ静かに揺れていた 1人ただ歩く夕暮れ 道端の石ころを蹴飛ばした 何も変わらないそんな日常は 加速して過ぎて行ったんだ 真冬の寒空、肌寒い日 君の優しさに期待して 繋いだ暖かいその手は あぁ、幻だったんだ そうだ、これは僕の夢の中で ねぇ、君のその優しさに、あぁ あの日、僕は惹かれたんだ 可憐に咲いていたハルジオン 教室に咲くあの華は、ただ微笑んでいた 素直に言えなくて どこかもどかしくて 後悔はあの教室に 置き去りにしたんだ 「さよなら」の一言も　言えずに ねぇ、ハルジオンどこに行くの　あぁ ねぇ、君のその優しさに、あぁ あの日、僕は惹かれたんだ 可憐に咲き誇るハルジオンは ねぇ、何で生きるのは難しいの あの日、僕は嘆いたんだ 難しく考えるからって君はそっと笑って 校庭に咲くあの花は、静かに泣いていた その一言で救われて その一言で恋に落ちて 優しさに満たされたんだ 校庭に咲いていたあの花を 可憐に咲いていたその華を 忘れないよ、忘れないよ 元気でね ありがとう