
歌詞
作詞:鈴木俊介
作曲:鈴木俊介
ナンシーって呼ぶことにした だって「なんとなく死にたい」って言うと いらない心配かけるから ナンシーはふらりとやってきて 左に居座る あんた死神みたいだね って 笑える ナンシー ねぇ 今日もいいことなくってさ 夜は寝れないよ ナンシー おい なんだよどこにいくんだよ おれも連れていってよ ナンシーはふわりといなくなって 左が冷たい センチメンタルな気分 って 笑える ナンシー ねぇ 今日もいいとこなくってさ 胸が苦しいよ ナンシー おい いつからそこにいたんだよ そばにいてくれよ ナンシー ひとりぼっちだなんて おれは怖くないよ ひとりぼっちになって 急に寒くなるよ ひとりぼっちがいいって きっとわからないよね ひとりぼっちがいいって 言っているんだよ ナンシー ねぇ 今日もいいことなくってさ 夜は寝れないよ ナンシー おい なんだよどこに行くんだよ おれも連れてってよ ナンシー ねぇ 今日もいいとこなくってさ 胸が苦しいよ ナンシー おい いつからそこにいたんだよ そばにいてくれよ ナンシー
楽曲解説
「なんとなく死にたい」という気持ちに名前をつけ、“ナンシー”と呼ぶことにした。するとそれは、漠然とした希死念慮から、どこか距離のある存在へと変換される。そうすることで、本来は扱いにくく重たい感情が、まるでなんでも話せる友人のような姿をとりはじめる。 「死神みたいだね」と笑うように、その存在を恐れながらも、完全には拒絶せず、むしろ日常の一部として受け入れている点に、この楽曲の特徴的な感情の揺れが表れている。 サビで繰り返す「連れていってよ」「そばにいてくれよ」という言葉は、ナンシーへの依存であると同時に、孤独からの救済を求める切実な願いでもある。そこには、消えてほしいという衝動と、そばにいてほしいという矛盾した感情が同居している。 重いテーマを扱いながらも、全体の語り口はどこか軽やかで、日常会話の延長のような温度感を保っている。このギャップが、感情の重さを過剰に演出せず、むしろ現実に近い質感として立ち上げている点が印象的である。
アーティスト情報
心の空腹を満たす音楽がある。 千葉・柏発のインディーズバンド。 2024年夏、Vo/Gt・鈴木のソロプロジェクトとして始動。2025年3月に現体制となり、バンドとしての活動を本格化させる。同年9月よりライブ活動を開始、11月には配信シングル「夜は寝れない」をリリース。 2026年4月にはバンド結成約1年にして7曲入りのアルバムを完成させた。楽曲と演奏力を武器に活動の幅を広げている。 オルタナティブロックとシューゲイザー由来の轟音を軸に、静かな夜から希望の朝まで、聴き手の心の奥深くにそっと届く音楽を紡ぐ。 「食べものが体を養うように、音楽は心の飢えを満たす」というテーマを胸に、痛みも切なさも希望も、ありのまま歌い届ける。









