
歌詞
作詞:松田 美妃
作曲:松田 美妃
今にも泣きそうな雨雲と夜の東京 スクランブル交差点 しまったはずの記憶がいつの間にか もう道端に散らかっている 途方に暮れているわたしと 行き場のない右手 空になった心臓 「このまま記憶のあなたが 何処かへ連れ去ってくれれば良いのに」 抜け落ちた言葉は 一人 雑踏の中 立ち尽くす現実に消える 積み上げたジェンガが 壊れ行く瞬間 無機質な秒針が 鳴り響く 熟れすぎた果実に 乾いた指先 触れ合うだけで 崩れた 冷めない愛情の雨中で 零した涙はひとつだけ 愛した過ちも 夢も消えないよ いつかは降り止むその日までの思い出でも まだ/打たれていたい "愛はない?" 今はまだ此処に居させて ラジオで流れる流行りの曲が真っ白に染まる脳内が あなたの言葉を掬い取って飲み込もうとただ必死だった 揺れる眼差しも綺麗すぎる沈黙も そこで置き去りにされた「さよなら」も 思い出もまだわたしは食べ切れずにいて 変わらない街並みの中で 終わらない毎日があって このまま覚めないままの夢が続くと知るんだ 積みすぎたジェンガに 迫りいく終末 無機質な秒針は 戻らない 熟れすぎた果実に 乾いた指先 触れ合うだけで 解けた 冷めない愛情の雨中で 最後の涙を此処に1つだけ 愛した過ちも 夢も 消えない 消えないけど いつかは降り止むその日までの思い出でも 打たれていたかった"愛はない" 一人呟いた「さよなら」
アーティスト情報
一味、二味違う表現者










