
歌詞
作詞:荒木聡志
作曲:荒木聡志
甲乙 わたしの犬を置いていけ わたしの犬を置いていけ 甲 黙れ 乙 五月蝿い 甲 五月蝿い 乙 黙れ 甲 枷 乙 檻 甲 枷 乙 檻 甲 枷 乙 檻 甲 なぜ 乙 なぜ 甲乙 なぜだ 甲 その鈴を止めろ 乙 揺らすのは風だ 甲乙 おい 甲 愚鈍 乙 野蛮 甲 卑屈 乙 稚拙 甲 無能 乙 無様 甲 性悪 乙 腰抜け 甲 結え 乙 研げ 甲 編め 乙 狩れ 甲 干せ 乙 漕げ 甲 汲め 乙 見張れ 甲 賄え 乙 建てろ 甲 焚べろ 乙 耕せ 甲 枷 乙 檻 甲 舞え 歌え 飾れ 乙 叩け 振え 倒せ わたしの 甲 お前は 甲乙 わたしの犬を置いていけ わたしの犬を置いていけ 甲 北 乙 北 甲乙 去れ 北へ 甲 黙れ 乙 五月蝿い 甲 五月蝿い 乙 黙れ 甲 枷 乙 檻 なぜ 甲 なぜ 甲乙 なぜだ 甲 その鈴が耳に触る 吊るしたのはお前だ 乙 北風で一人でに鳴る 甲乙 おい 甲 愚鈍 乙 野蛮 甲 卑屈 乙 稚拙 甲 無能 乙 無様 甲 性悪 乙 腰抜け 甲 結え 乙 研げ 甲 編め 乙 狩れ 甲 干せ 乙 漕げ 甲 汲め 乙 見張れ 甲 賄え 乙 建てろ 甲 焚べろ 乙 耕せ 甲 燻る 乙 浮つく 甲 怠ける 乙 逆上せる 甲 覗くな 乙 隠すな 甲 拗ねるな 乙 吠えるな 甲 浅はかな 乙 愚かしい 甲 狂っている 乙 驕っている 甲乙 いつも 甲 遅すぎる 乙 早すぎる 甲 許されない 乙 顔向けできない 甲乙 おい 甲 捧げろ 乙 掲げろ 甲 恥を知れ 乙 卑怯者 甲 枷 乙 檻 甲 枷 乙 檻 甲 黙れ つづけ 平伏せ 乙 愛でろ 傷め 踏むな 甲 お前は 乙 わたしの 甲 犬を わたしの 乙 お前は 甲 わたしの 乙 わたしの犬を 甲 置いていけ 乙 置いていけ 甲乙 お前は わたしの わたしの お前は お前は 甲 枷 乙 檻 甲 枷 乙 檻 甲 枷だ 乙 檻 甲 枷 乙 檻だ 甲 泣け 乙 思え 甲 泣け 乙 叶えろ 甲 泣け 乙 なぜ 甲 喚け 乙 わたしの 甲 泣け 乙 わたしの犬を置いていけ なぜ (思い出せない) 雉の雛を 雪を割る花を 甲 黙れ 乙 ソヨゴの実に 梟の泉に 甲 五月蝿い 乙 あの日を 甲 なぜ 乙 思い出せない 甲 何を笑いあったか 乙 呪われていく もう わたしの犬を置いていけ 甲 お前の所為だ 乙 星が昇る 甲 お前の吊るした喧しい 乙 ずっと鈴は ここに いつでも 鳴っていた 甲 わたしの犬を置いていけ 乙 星が昇っていく 甲 北 乙 北を 甲乙 教える あの星を見ろ おい 乙 わたしの犬を置いていけ 甲 去れ 北へ もう用はない 乙 北だ 塵となったお前が鈴を鳴らすのを 待っている
楽曲解説
「はなしことば」を楽曲化する。口語的発語を優位に、ことばと音楽の関係をアイデアした、新しい音楽のジャンル、灰ホトラというオリジナルの形式を作ることを目標とする。ライブ演奏が前提。「風鐸のうた」はジェンダーバイアスを投げつけ合い別離に至る男女のやりとり。ほぼ等分に、リズミカルに配分した二人のことばの並びに音楽が不可分に絡み合って並走していく。
アーティスト情報
「ぼくたちの口遊むうたはまだ音楽と呼ばれていない」 漫画家アシスタント、劇団主宰を経て、現在「楽団灰ホトラ」と称し音楽活動を行っている。「話し言葉を楽曲化する」コンセプトで試作曲を随時公開中。









