
歌詞
作詞:はにかんだてつや
作曲:はにかんだてつや
あなたを「大切にする」ってわかるけど 「愛する」って意味が まだわからない 幸せそうな顔 あなたが見せるたび 将来の話を 濁してしまうんだ 会いたいよ 声が聞きたいよ でも悲しいくらい 愛してないよ 「本当の誰か」に出会うまで 人を傷つけて 生きるしかないの 悲しかったな 自分に泣いてたな あなたを選んだ 自分を憎んで 悲しかったな あなたに泣いてたな そばにいて支えになれなくて ごめんね 「愛する」って 時間か、タイミングか、 重ねた数か、気になるか、勇気か わからないから 人と出会うんだ それを全部 軽薄にしたくないんだ 優しさってなんだろう あなたとぼくと二つある あなたを愛することの優しさと 自分が愛を知るための優しさ なりたかったんだ あなたと二人に あなたと描いた幸せな家庭に なれなかったんだ 愛せなかったんだ 必要だったんだ あなたと出会うこと どんなに悲しい結末だとしても あなたと未来を描けなくて ごめんね
楽曲解説
言葉は嘘を吐く。 嘘は常に現実と相反し、対語としての虚構を生み出して、理想という偶像へと変成する。 本作が語るのは、「愛」という言葉が生み出した偶像に立ち向かわんがために、現実の人間から目を逸らしてしまった哀しい挑戦の物語だ。
アーティスト情報
大阪府出身のシンガーソングライター。 銀行員として生計を立てながら、自主企画『幸せいっぱい』をコンスタントに開催。 アコースティックギターに合わせた人の感情のスキマを切り取った歌詞は、新しい価値観を投げかけている。 「音楽で生きる事」の多様性の中に、自分という価値を提示する為、日々更新し続けている。










