八月、猛暑

針の莚 hari no mushiro
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楽曲解説

「夏の暑さに勝てなかった ひ弱な僕の、自尊心だらけの歌。」 ‘My weak self-esteem song.’

歌詞

作詞:莚荊

作曲:莚荊

八月、猛暑 軒先に咲く花を踏み潰した薄汚れたスニーカー 炎天下の空、叱られた 未だ居座り続けた八月 風に靡く木に笑われて落ちていった太陽 蝉が音を立てて鳴いている 電柱に何の気なしに貼られた自意識に心が揺らいだ それくらい弱かった 履き潰したスニーカーはきっと明日捨てるだろう だから最後にこの世界を、壊してみたかった 傾いた世界で天秤にかけられた僕らは 居座ることさえ出来ず また足音が消えた 誰かに踊らされて息をしている 誰かのためにと息をしてみる 誰かの顔色ばかりを伺って その実 誰かの世界を壊してみたくなる 軒先に咲く花を踏み潰した 日が暮れそうだ 死にかけた八月が跪いて 斜陽が僕の項を刺す 血が流れたみたいな夕焼けだった それなら死にかけてるのはきっと、僕のほうかもな 綺麗だ 傾きかけた世界で天秤にかけられた僕らは 未だ立ち上がることが出来ずにいた 傾いた世界で向こう側の君を見た  手を伸ばしていたのはどっちなんだろうな? 誰かに踊らされて息をしている 誰かのためにと息をしてみる 誰かのためとまた嘯いて そのくせ 誰かのせいにしていたかった 僕は僕を愛することをやめた 僕は僕が誰よりも愛しかったはずなのに 消えた 綺麗だ 居座ることも出来ず遠い国でまた、誰かの足音が消えた 蝉が音を立てて鳴いた八月、猛暑 僕は僕を殺した

アーティスト情報

大阪を拠点に活動している、音楽プロジェクト。 シンガーソングライターである莚荊が主に作詞を担当。 固定されたメンバーはおらず、様々な音楽家達や映像作家達との作品作りをモットーに、日々言葉を紡ぐ。 現代の傷から生成されたアンチニヒリズムを、ジャンルレスなオルタナティブサウンドに乗せて号哭する。 私達は、未だ針の莚で傷を抱え、それでも尚、抗うことを、歩みを止めることはなく、 いつかの「自分という存在」に歌い続ける。 故に、「針の莚」という音楽になる。

shea

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