歌詞

晴れた空の塔で　今世全員のつむじを見下ろして 神様　気まぐれで糸をつないで　もつれてもう戻れなくなっていた 誰のために僕ら　愛のことば叫ぶ？ 水面を揺らす声なき声の波紋は　どこへたどり着くか 光のような人生を　身体中溶けて消えるまで もういちどあなたに出会えるなら　私じゃなくたっていいわ 白い子猫の歌　井頭公園の隅っこで聞こえる 弾けたその実はまるで違ってて　寂れてもう忘れ去られていた いつの間にか僕ら　大人になっていたの？ 瞼の裏　オレンジに染める西陽は　ここに閉じ込めていた 光のような人生を　眠りも知らずに探している もういちどあなたに出会えるなら　今さえいらないから 変わり続ける時代の中を置いて行かれないようにしがみついている 新しさが正義　分からないことが悪だと うるさい人工並木をボロボロのデニムで駆け抜けろ 誰の言葉より風の声をテーマソングに 光のような人生を　身体中溶けて消えるまで もういちどあなたに出会えるなら　私じゃなくたっていいわ 光のような人生を　駆け抜けて　駆け抜けて　最後に放った光があなたに届けばいい　たとえそこに私はいなくても