Bulletproof Love

ホウク
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楽曲解説

初めてできた彼女に振られた週に書いた曲です。2日ぐらいで勢いで出来上がった記憶です。強烈な経験でしたが、振り返ってみればとても貴重な経験で、良かったと思います。そんな体験をリアルに綴りました。そこに、当時よく作っていた完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を重ねて、ストーリーを書きました。

歌詞

作詞:ホウク

作曲:ホウク

夏が始まって毎日暑いな 電車で通勤するだけで 汗びっしょりだな 君と知り合って何日経つんだ まだひと月も経ってないな 一緒に選んで 買った扇子で 扇いで涼むように 熱中症には気をつけて 完全無欠のコーヒーに ひとさじのオイルを。 入れすぎてお腹を壊さぬように 完全無欠のコーヒーに ひとさじの塩を 振りかけて今年の夏を乗り切ろう 興味ないなんてふりをして それでも 密かに願い狙ったチャンスは 思いがけずすぐ形になってしまった 材料さえあればできるんだな 一緒に作った 熱い蒸し鍋と 食後のモンブラン まとめて燃やそう 完全無欠のコーヒーに ふたさじのバターを。 いつまでも心が満たされるように 完全無欠のコーヒーに ふたさじのオイルを。 燃え尽きて自分を 見失ってしまいそう 不意に来た不安や焦り まさかな、夢かなと 胸が痛いのはオイルのせいか 消化しきれない気持ち ミセル状態と勘違いしていた ただのバターとコーヒー 気分が悪い カフェインのせいだ、きっと 完全無欠の恋なんて 無かったと知ったよ 目が覚めたらまた豆を挽き始める 完全無欠のコーヒーに いつもの材料を ミセルになるまで根気よく混ぜよう 完全無欠のコーヒーに ひとさじの涙と グラスフェッドバターで 苦みを消そう 作り方は返って来ない本の中 本当のことは君だけが知っている

アーティスト情報

インターネット上で活動するシンガーソングライティング"ドラマー"、ホウクによる2022年始動のソロプロジェクト。2022年5月に7曲入りアルバム「Marble Coffee Time」を初リリース。 メイン楽器であるドラムのみならずギター、ボーカル、ベース、MIDI打ち込みまですべて単独でこなす。 楽曲はポップス中心だが、ジャンルにこだわらない。一聴してポップ、しかし複雑さも織り込み、聞き手に対する裏切りを繰り返す。the band apart、Cymbals、田中秀和など日本独自の音楽性に強い影響を受けている一方、ジャズ・フュージョンといった海外の音楽文化も根差している。

shea

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