
有象無象
ヨウソロウこのアーティストのライブ情報
歌詞
作詞:高田健太郎
作曲:高田健太郎
雑踏に落としたため息が ぬるい陰 ⾒えないように落としてた 鈍く光ったビル いつもより近い空から⼿ 肌溶かし いつしか「私」消した 有象無象 紛れた ときめきは⽬を奪った 踊らされていると 気づかず 檻の中 アスファルトには 溢す涙もなかったね 記号化された顔 この世界にあなた実在するか 分からぬのに地下を流れる⽣命の匂い どくどく湧き上がった もっとずっと強く 踏みつけてくれないかな 有象無象とされた くだらぬ⽣き物たち 孤独なつもりで ひとりに浸っていなよ しとしと⾬降り傘をさしたら 顔も⾒せず閉じこもって すれ違っても気づかぬだろうな 有象無象で たった⼀つの 僕ら肌重ねても冷えていくね ⾔葉など要らなかった すべて嘘だから 今ひとりの中にアイが宿っても 気づくものはいないでしょう 根も葉もない物語に 群がり不幸を貪ってさ 先に泣いては味⽅つけ 仮⾯の下には満⾯の笑み 何も知らない太陽が 等しくここに光投げたら
楽曲解説
都市で生活していると、人間という生き物のヒヤッとする部分の目撃に遭遇することが多いように感じます。そんな冷たいのにドロドロした温度感を、緊張感のある楽曲に綴じ込みました。 ほら、そこにも平気な顔した怪物が、ひとり。
アーティスト情報
2003年生。2024年夏より活動するソロユニット。多様な同世代ミュージシャンとともに、時代や空間を横断して自由な様式でシティポップやR&Bを織り交ぜ、「これが日本のポップス」と言える新たなJ-POPのカタチを目指す。












