
残響
IMNID.歌詞
作詞:糸田
作曲:糸田
崩れ落ちる、離れていく、 響く破片と焦燥 影が浮き上がっていく 隠れた隙間が こじ開けろ 描いていた未来が縫合して、 嘘みたいな世界が、 顕在している、顕在している、 擦れ合った期待が混同して、 飽和めいた視界が、 交錯している、交錯している、 正気を失っても、 心が消え去っても、 薄汚れた足で 何度も受け止める 幸せも当たり前も虚無に溶け出していく 真実も救済も曖昧になっていく 未来を塗り潰せ 描いていた未来を回想して、 非情めいたリアルが、 顕在しても、顕在しても、 理想的で普遍的な象徴が追い求める生き様か、 その拘束に苦しめられた過去で幻想に謀反する、 嘘はもういらない、揺るぎない眼で、 本当の世界を、 希求の先に一縷が見える
アーティスト情報
「 壊れてしまった心の果てを、 少しイビツな、あなたへ__ 」 静寂と衝動を体現する、3ピースオルタナティブロックバンド、IMNID. 2022年、大阪で結成して以来、関西各地でライブ活動を開始。 拠出不明の悲しみ、憎しみ、怒り、虚しさに向き合い 絞るように生み出された歌詞とサウンドは、 現代社会の裏に蔓延る残酷な”生きる”のリアリズムを正確無比に描き出す。 冷たい音像と詞読からなる孤独の静けさと、 破壊的な轟音と叫びからなる激情の衝動。 その対極が複雑に織りなし、今を生きる人々の、うちに眠る”イビツ”に呼応する。











