
歌詞
作詞:氏師出雲
作曲:水中遊泳。
6度目の寝返りを数えた 窓はまだ黒く塗られたままだ 渇く喉のままにキッチンへ向えば 奴の足音が響くのさ 碌でもない世迷言を 宣うと裏腹の意識は 苛立ちをグラスにぶつけた あゝ器などこんなものか… 溢れる水 虚ろな目を映す 鈍く光る銀色 手に取って 青い静かな夜にひとり座りこめば よるのまものがやってきて 赤い線を一筋引いた 尻尾も掴めない あゝ お前はきっと 部屋の片隅隠れているのでしょう 苦しむ僕を笑っているのでしょう 6つ目の傷を数えた 窓の黒と同じ色になる心 千鳥足でベッドに戻るけれど 奴はついてくるのさ 滲む赤 グチャグチャに乱れる 絡まった黒い髪を 掻き毟る 布団にくるまって膝を抱えれば よるのまものがやってきて 頭の中に螺旋階段を建てた 突き落としたのは ああ きっとお前だ 霞んでく高みで眺めているのでしょう 落ちて行く僕を嘲笑っているのでしょう
アーティスト情報
俳優×シンガー=シンガーソングアクターとして活動中 俳優としては2020年〜、シンガーとしては2022年〜活動開始









