歌詞

作詞：神谷友志

作曲：神谷友志

スーパーの棚から手に取った 野菜生活の紙パックに 印字された賞味期限 そうかぁ もうすぐ君の誕生日かぁ 何年も前に君から貰った 恋心が形を変えて 未だ胸焼けのように残っている これは一体何なんだ？ それなりに綺麗に包んで 奥の奥の方しまい込んでいた でもほんとにほんの些細なことがきっかけで 気付いたら食い散らかしているんだ 例えば夕日の帰り道 あるいは星降る夜の公園 紡いだ想いを打ち明けてたら その身体引き寄せられていたら 今も僕の横には君がなんて さすがに夢見過ぎているかもだけど もう決して僕が知ることのない 君の欠片を知れたのかな 比べるようなものでもないけど きっと自分の心に芽吹いて 最も大きく育った想いは 他でもなく君へ向いたもの あまりにも大切に固く縛って 保存しようとしすぎたせいで 何一つとして噛み合わないまま 始まりも終わりもしなかったけど 君が今幸せならそれでいい そんな取ってつけたような言葉も 紛れもない本心 でも 少しくらい不幸せだと 思う節があってくれてもいい そんな腐りきった想いも 紛れもなく ただ遠くから君を見ていた日々 友達として笑い合えた日々 想いがすれ違い続けた日々 時が経っても変わらず素敵だった君 重ねた記憶全て本当に 今はただの思い出なんだけど いつの日かこれが最後の恋ならいいと 思えるような瞬間に出会うまで いつまでも期限の知れない この何かを味わい続けてしまうのだろう