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「どんなに遠く離れていても、どんなに会えなくても、ずっと思ってるよ」という思いを込めて。 緊急事態宣言が出て、講師業はお休み。 毎日ホントに驚くほど家にいます(笑) そんな中、ふと気づいたことがありました。 絵のない大人の物語。良かったら読んでみてくださいませ。 【しあわせのかたち】 「は~~~~あ。」 ビーバーは、自分の長~~~~~いため息でハッとして、そして笑いだしました。 「ホント、暇っ!」 川の水がトリカブトに毒され、沢山の魚が亡くなって数か月。 仕事だったダム作りは中止せざるを得なくなり、しばらくはクマの家作りの手伝いをしていたのだけど、その家も完成しちゃって。 ビーバーは、野原にゴロンとひっくり返り、雲の流れを見ていました。 「誰にも喜んでもらえないと、なんだか役立たずみたい。」 ビーバーは、ダム作りの名人でした。 そんなビーバーの腕に期待して、沢山の動物たちがダム建設を頼みに来ました。 「みんなの笑顔を見るのが生きがいだったのになぁ。」 雲が滲んで、ふと横に転がりました。 「ビーバーさ~~~ん!!」 走って来たのは、うさぎ。 「ほら、持って来たよ~♪」 うさぎは、たくさんのニンジンを抱えて、ニコニコ笑いながら駆け寄って来ました。 「あ!」急ぎ過ぎて、思わず転んでしまいました。 「転んじゃった~~~」と、うさぎは恥ずかしそうに笑いました。 その姿が可愛くて、その笑顔が暖かくて、思わずビーバーも笑いました。 「ああ~、そんな泣くほど笑わなくてもいいじゃん!」 ビーバーの涙を見て、うさぎは可愛く抗議をしながら、もっと笑いました。 「ねぇ、うさぎさん。気づいたんだけどね。 僕の仕事はダム作りで、それは誰かを笑顔にする天職で、僕の生きがい。 でも、僕の幸せは、キミかもしれないな。 キミほど僕を笑わせて、僕を幸せにしてくれる存在はいないもの。」 ビーバーは幸せでした。 今は何もないし。何もできないけど。 それでも、そばにうさぎがいて。 うさぎのそばにいることが出来る。 それだけで、生まれて来て良かったって心から思いました。
作詞:高山華奈
作曲:高山華奈
あの日君と約束した 時間通り空を見る 流れ星がふいに光り 願い込めて祈る 遠い街で 君が寂しい夜は 夢の中で この歌を歌うよ どんな朝も 昼も夜も いつもずっと 思ってる だから安心しておやすみ 明日また笑顔で 夢の中で 悲しい涙ぜんぶ 星に変えて 天の川に流そう 雨の朝も 風の夜も いつもずっと 思ってる 目を閉じたら そこにいるよ だからほら、 おやすみ
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