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王子様なんて待っていられない、自分の足で進んでいく。 華奢なヒールはすぐにすり減ってしまうけれど、直せばまだまだ使えそう。 社会で戦う女性の歌です。
作詞：イトウカオル
作曲：イトウカオル
雨上がり 空に靴音は響く 深く息をして すり減ったヒール 目を落とせば なぜだか笑える そんな気がするの 電車で遠慮なく踏まれ 雨の日は泥も貼り付くし 最初は擦れて血も出たけど 次の朝には忘れてた 急かされるように歩いている すり減って直して壊れるまで そして わずかに形を変えて 次の朝へと向かっていく シンデレラの靴のように作られた 華奢なパンプスで 息を切らしながら 今日も 東京を踏み鳴らす 雨上がり 空に靴音は響く 深く息をして すり減ったヒール 目を落とせば なぜだか笑える そんな気がするの 直せる部品は壊れていい まだ誰かのギアでいさせて 自問自答は尽きないけど 強がり方は知っている シンデレラの靴は きっと私の足には似合わない 息を切らしながら 今日も 東京を切り開く 何度傷付いて その度直して 強くなるのかな すり減ったヒール 取り替えたら どこまでも行けるとさえ思えたの 赤のリップで戸惑いを ジャケットで不安を隠して 履き潰すこの命で 何が残せるだろう？ 雨上がり 空に靴音は響く 深く息をして すり減ったヒール 目を落とせば なぜだか笑える そんな気がするの 何度傷付いて その度直して 強くなるのかな すり減ったヒール 取り替えたら どこまでも行ける そんな気がするの
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