
このアーティストのライブ情報
歌詞
作詞:石田想太朗
作曲:石田想太朗
大仏ビーム それは100年後か明日かもしれない日本の元年 ヒトは死に絶えて大仏が組む脚をほどき踊る楽園 青白く発光する雑踏 これが時代の大団円 サブリミナル的に訪れるのは紫外線の兄弟 あっちいってこっちいって反射する太陽光に丹田を貫かれ あり得ないほどに近い太陽は各地各地に伝染し鉄を溶かす 鎧に身を包まなきゃ蒸発 夏の日差しに撲殺され 何百年前に戻った生活様式 駆け回る鉄の塊は自動駆動式 泣きわめく蝉は不老不死 金属の音が心地いい酷暑・極暑日 第三の目から大仏ビーム 青銅の生臭い香りを断ち切る大雨 いやそれは雨というより一瞬の洪水に近い バケツをひっくり返したように飛び散る吐瀉物 まだ生ぬるかった時代の夏はとうにお陀仏 涙を流して嗚咽する集団のはち切れんばかりの笑いを見て 遥かに見えるアイツの口からの斜線を逆走する南無阿弥陀仏 おでこに出来た吹き出物を掻きむしって掻きむしって その手に残るのは汗で薄まった血液のような液体 形を変えて仏となった6人の男の逆襲の日は 金属の音だけが心地いい酷暑・極暑日 第三の目から大仏ビーム
楽曲解説
カラコルムの山々、1st EP収録曲。MVはyoutubeにて公開中。
アーティスト情報
東京発キネマポップバンド。 2023年7月にバンドの代名詞的なEP「出土の都市」をリリースし、そのオリジナリティ、底知れない可能性に音楽ファン・業界人から絶賛を受け、ライブにおいてもFUJIROCK FESTIVAL ROOKIE A GO GO, SUMMER SONIC出れんのサマソニの両方に出演を果たし、令和現代におけるパンドのヴァリューを証明した。 またそんなカラコルムの山々の前作EP「週刊奇抜」は、昨今のマーケティングミュージックと一線を画すコンセプチュアルな作品に仕上がった。 「キネマポップ」とは、物語的で映画音楽的なカラコルムの山々の探す、新しい音楽ジャンルである・。ぜひ一度音源をお聴きいただきその世界の愛らしさを感じていただきたい。















