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まもののうた
キジマ屋ひーこ

歌詞

作詞:キジマタク

作曲:キジマタク

雲を一つちぎって 貴方に差し上げましょう 並ぶ事に慣れ過ぎて 往く宛てを失う前に 夢見がち恋語りと 薄情な共感が 市民権を盗り合う 街の何処かで奏でる 草花を毟り取るように背中をそっと押せばいい 今日は一際強い雨が降るから 何時もよりこの街も澄んで見えるでしょう? 子供の火遊び湿気た煙草一つ それすら満たせず鈍く燻る命 昨夜の雨のように 誰もが忘れるでしょう 深く撃ち込まれた 鉛の痛みとともに 夢見がち恋語りと 希薄な共感だけ 許されたこの街で 列に並び奏でよう 草花を毟り取るように背中をそっと押せばいい 今日は一際強い雨が降るから 何時もより貴方が霞んで見えるでしょう? 恍惚を切り裂く鉄屑の悲鳴 痛みだけが一際優しく奏でる 逃げなさい… 遠い昔の話 空と海とが溶け合う頃 二つの罪を強く束ねた 確かに彼女は 望まれ産声をあげた 月明りはずっと 遠くを見つめて黙っていた

楽曲解説

この曲はモンスターと呼ばれたシリアルキラー、アイリーン・ウォーノスをモデルに作られてます。 この曲を作るにあたり、当然ながら尊い犠牲者を出した犯罪を正当化する訳でも彼女の過酷な生い立ちや環境にやむ終えないと擁護するつもりも毛頭ありません。 同じ様な生い立ちを過ごした者でもその多くは犯罪に手を染める事もなく正しく生きて居るのですから。 しかし、そんな彼女の余りに救われない辛辣な環境に何か一つでも人としての温もりがあればモンスターは存在しなかったのではとも考えるのです。 モンスターとは、個ではなくそんな耳障りの良い綺麗事だけを好む排他的で無関心な意識の集合体なのかもしれません。 11歳でタバコとその日食べていく食料を引き換えに体を売り続け、虐待・裏切り・暴力・貧困の闇に生きたモンスターと呼ばれた彼女もまた望まれ命を得たはずだった

アーティスト情報

圧倒的な声量とまるで一本の映画を見るかのような叙情的なパフォーマンスは正に唯一無二。 ギター一本とツインボーカルという非常にシンプルな構成ながらもその分厚い音圧・存在感は老若男女問わず会場に訪れた者をその独特の世界へと誘い離さない当に現代に蘇る琵琶法師 ・・・等とは誰にも言われる事も無く「あーー。布団にくるまってゴロゴロするだけでゴハン食べられないかなー」とか日々妄想に明け暮れるややコミュ症気味二人組ユニット。 白米と肉を与えると機嫌が良いです。

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