虚構のサンクチュアリ

killmilky
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歌詞

作詞:中野ち子

作曲:中野ち子

僕たちは死にたいと思っている。 僕たちは生きたことすらないのかもしれない。 きっとそうさ、雨音すら、きこえない。 風景は失明して、色は失われた。 孤独すら感じない。 夢のない眠り。 子宮の中よりも神聖な場所。 深海よりも、どんな絵画の中よりも美しい場所。 灯りはなく、暗くもない。 どんな歌声もピアノの音もきこえない。 夏至もなく、白いスカートもない。 僕たちはどんなものにも触れることができない。 手紙を書く腕も視力もない。 血液が滴り、凝固することもない。 僕たちに告げる声もない。 ここには透明さ、すらもない。 永久に広がる、広大な虚空。 花束が枯れることはなく、色褪せることもない。 産むこともせず、死ぬこともしない。 美しさは、あるのだろうか。 僕たちにはわからない。 誰にも僕たちの邪魔はさせない。 僕たちの場所にいれちゃいけない。 美しさとはなんだろう。 そして僕たちは誰だろう。 信じることはただひとつだけ。 僕たちが唯一許せる空間。 そして僕たちが唯一許される空間。 存在しない風景。決して侵されない僕たちの聖域。 それはたしかに、僕たちの、サンクチュアリ。

アーティスト情報

東京を拠点に活動する4人組バンド。2020年に小森まなこ(vocal / guitar)を中心に結成。2021年7月に初ライブを敢行。2022年4月に1st EP『If you kill milky me』、2023年7月に2nd EP『虚構のサンクチュアリ』をリリース。苛烈なノイズの轟音と、その隙間から響き渡るフィメール・ヴォーカルで、狂気と情念が渦巻くサウンドを淡々と鳴らす。

shea

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