
夕闇
永井清孝歌詞
作詞:永井清孝
作曲:永井清孝
ふたり繋いだ手からもう 全てこぼれ落ちてゆく 二人はどうして毎日を 流されるように埋めてゆく 形だけの口付けは 嫌というほどわかってた 静寂の部屋がふたりを 包む ♪ 街は喧騒に色づいて 恋人たちは寄り添って 音の出ないギターを手に 奏でる名もなき演奏者 いったい何の曲なのか 僕には分かりもしなかった どこか二人に虚しさを運ぶ ♪ どうして僕らこんなにも 分かり合えなかっただろう どうして同じ過ちを 繰り返す 肩抱き寄せてみるほどに なぜこんなにも離れていく 最後に君はつぶやいた 「わからないよ」と
楽曲解説
ファンクなドラムにスラップベース、耳馴染み深いギターソロは必聴。 楽曲の雰囲気にマッチする都会に埋もれる二人の寂しさを、喧騒の中耳を澄ましているような感覚に襲われるのではないだろうか。 ラストのサビの「どうして」という疑問の声は人間本来の罪を歌うかのような言葉が投げかけられる。
アーティスト情報
どんな気持ちで歌いたいのか考えてみた。立ち止まることへの強迫観念にただ走り続けようとすることは、まるで祈れと言われているような気持ちになった。20歳の僕が出来ること、命を燃やして走り叫び続けること。歳を重ねるたびにどんどん生きづらくなってゆくから、僕はもっと孤独になれるような唄を歌う。











