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作詞:相川和己
作曲:相川和己
舞台の幕が降りて いつもの日々に戻って さっきまで観衆の目をさらった俺はただの男 小洒落た衣装脱いで キザな台詞置いてって 一歩町へ繰り出したら誰も見向きもしない 幻か? 上野辺りの飲み屋は いつもの奴ら揃って つまらぬ談義で盛り上がって管巻きジジイ相手して 終電間際で散って シラフになって涙出て 一歩町へ繰り出しても誰も見向きもしない 「冷てーな」 明日の見えない不安定な日々に ああ飲まれそう いいことなんて見つからないや うわごとばかりのshow time シナリオ通りにゃいかない 喜劇のチャップリン気取ってたいな 孤独をジョークでさらいたい 酒を交わしてた友は 似合わぬスーツ纏って 変わらぬ景色を辿ったレールを走る電車の中 酒が抜けぬこの俺は 遮断機の中をくぐって 満員電車乗り捨てて手ぶらで歩き出す 風の中 痛みの知らない退屈な日々 背を向け歩いてる いいことなんて見つからないや 気付いた時にはno time リセットボタンは押せない 奇跡に変わるショーが観たいんだ エンドロールはまだ流さないで 黒く笑う 人ごみに紛れても 「好き」という言葉それだけで生きてる ああ、おかしいだろう? いいことなんて見つからないや うわごとばかりのshow time シナリオ通りにゃいかない 喜劇のチャップリン気取ってたいな 落ちぶれても 苦しくても あなたの前ではおどけてみせよう 飲み込んだ言葉にシャレひとつ
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