歌詞

襟足を伸ばしたあいつに みくびられた今日のできごと 脈打つ鼓動は図々しく アッパーチューンでかき消すんだ すりへったつま先で 果てまで羽ばたいてみせよう なんてない日差し浴びて ああ 落ち込んでなんかないさ きっと気のせいさ ああ サイダーの澄んだ泡に見透かされ やるせないほどに鮮やかな青春 寝っ転がって退屈な戯れにほほえんだ 頼りなく穴のあいた 心によりそう天気予報 移ろってく風のにおい はがゆくてそっとかき消すんだ 茜さす街並みに ため息でほてってく額 急停車 おいこし 走れ ああ ひつじぐも並べて励ましてくれよ ああ 良し悪しは無いもんな わかってるんだ やるせないほどにまっすぐな感情 耳すまして応えない明日を待っている ああ 駆け抜けた衝動に後悔はないさ ああ 飲み干したサイダーはぬるいまま 汗と涙のいりまじった しずくに浮かんだ空模様 へたりつく前髪ふりはらい 今 夏が はにかんだ