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作詞:宮本豪
作曲:宮本豪
春の夕 眠りに落ちて 夏の夜 夢をおよいで 秋の明け方 目が覚めた そして空っぽの冬の朝 独り言さえ吐けぬほど 掠れた声 昨日を知る 見え透き通りすぎた今日 なおもぼやけて見える明日 本当にひとりぼっちになることなんて ほんの少しのあいだ それなのに無性に寂しくなるのは 君のぬくもりを知ったから 知ってしまったから 瞬きで消えたその一瞬に 君がどんな顔をしてたか 知りたいけれど君はもういない 君はもういない 繋いだ手の温かさを覚えているほど賢くはない けど 思い出は塗り潰せず 少し息苦しい 街角 本当は分かっていたのかもしれないな 僕らもう 時間切れだ と それなのに きっと思い違いだろうと 僕は言い聞かせてた さよならもなく 遠く 遠く 音もなく 遠く 離れていく 今 君は前を向けているだろうかと 振り返ろうとして やめて 歩いていく だから いつかさよならを言える日まで 瞳の中にある笑顔は 消さないで大事にとっておこう なんて 本当は消えない 消せない 消えてくれない 目覚めたあとも想ってしまうよ その仕草 声のトーン もう何もかもが消えないけど 君がもういない 君はもう見えない
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