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作詞:小島僚介
作曲:小島僚介
四角い枠の中で輝く人たちは いつの間にやら同世代か年下ばかり ため息で淀んだ空気が抜けて また少し小さくしぼんだ背中 世界で一番価値のない人間が眠った窓に映る こんな下らない気分に肩まで浸かる 誰もが自分を嫌ってそのくせまだ生きている 「シニタイ」なんて自棄になってこぼすとき こんなにも活きている ほら、こんなにも生きている ありふれたドラマのセリフ 「あなたのために生きる」 「あなたのために死ねる」 探しもせずともそんな言葉が 何食わぬ顔で頭の隅に静かに座っている 大切なものを踏み台にして手に入れた ブドウはどんな味がするんだろう ねえ、キツネさん 誰もが自分を嫌ってそのくせ必死で生きている そもそも意味も価値もありはしないしその必要もないのさ 生きていくことになど 死にゆくことになど 正義も悪も罪も罰も愛も神も生も死も 人間が作ったただの言葉に過ぎない 何も深く考えなくていいはずだから 好きなようにすればいい 誰もが自分を愛せずそれでも必死で生きている 「生きたい」なんて口にしなくても すでに響いているはず 誰もが何を失ってもまだ生きている 誰もがどんなにくたびれてもまだ生きている 誰よりも生きている 荷物を抱えた両手で錆びたドアノブを回して 扉を開けるのさ 誰もが
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