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大人っぽい女の子が好きな彼の好みになりたくて 綺麗で自慢になるような女性になりたくて 短かった前髪を伸ばして 可愛い服装もシンプルになって 美味しそうなものや 行きたい所を見つけたら 「あの人と食べたいな」とか 「あの人と行きたいな」とか 視界に入る景色は全部彼を重ねて きっとあの頃の自分は本当の自分ではなくて つま先が痛くなるぐらい いっぱいいっぱい背伸びした 飾りに飾った自分だったのかもしれないけど そんな自分が好きだったんだと思います。 堂々と手を繋いでデートすることも 思いっきりやきもちを妬いたりすることも 出来なかったけど 2人だけのあの時間が確かにあったから 「結婚しようね」って口約束をする そのへんのラブラブなカップルより 紙切れ1枚で一生を約束する そのへんの夫婦より 自分たちの繋がりは強いって 思い込みたかったのは 私の唯一のプライドだったんだと思う。 そのプライドにしがみついていないと 飾った自分が保てなかった。 側から見れば都合の良い ぺらっぺらな関係なのに 本当に馬鹿みたいでした。 でも、本当に私の生きる理由で 頑張る理由でした。 一生の内にそんな恋に出逢えた私は 私で良かったなと思う。 そんな女性の歌です。
作詞:村瀬真弓
作曲:村瀬真弓
あなたが好きそうな服を鏡で合わせた 似合ってるよと笑うあなたを想像して少しにやけた あのガソリンスタンドの前 美味しい和食屋ができるらしい あなたと食べたいな 今度誘ってみよう 気付けば見える世界は 全部あなた色に染まって 原色ではなく少し曖昧な色をしていた 色を見分けるのが苦手な 私が見えていたくすんだピンク色は 本当は灰色だったのかもしれないな 真夜中 もう点滅している信号 思い出話を聞きながら 知らないその頃のあなたを 想像するのが好きだったんだよ 指先繋いで 誰も知らない2人だけの時間 止まらぬように 終わらぬように このまま夜に溶けてしまえたら 来週来月の約束がある2人は 一生を約束するそのへんの 恋人より強いんだと何故か誇らしかった 馬鹿みたいだね 嬉しく思うと決まって 繋いでいる手に力が入るあなたが たまらなく愛おしくてぎゅっと握り返した あの夜はもう来なくて 灰色に染まった2人の時間を今日 あなたが真っ黒に塗り潰そうとしている ここから見えるいつもの好きな景色 ゆがんで滲んで胸の奥 何かが潰れた音がした 今日もあなたの好きそうな服纏って 背伸びしすぎたつま先はもう とっくのとうに「痛いよ」って 泣いてたこと本当はずっと気付いていたのに イヤホン越し 愛しいあなたの寝息 BGMに眠りにつく夜が愛おしかったのは 今初めて目の前で見るあなたの泣き顔で 2人同じだったんだと思えた 来世の未来を約束した2人は 一生を約束したそのへんの 夫婦より強いんだと何故か誇らしかった 腫れたまぶたをもう少しだけ あと少しだけ ここで笑ったら、さよなら
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