歌詞

作詞：海月

作曲：平尾もとな / tuyuri nao

広い海を泳いで出逢った2人 優雅な尾ひれが 媚茶の瞳が揺蕩う ほんの僅かな寿命で泳ぐその姿に 胸を打たれた 人魚姫応えて どこへ向かうの？ 陽の射さないこんな海底で 人魚姫教えて 僕らは何の為に生まれたの？ どこまでも続く闇 暗い海でふやけた誰かの手紙 人間の文字が 地上の絵がただ酔う 海松色の棘はやがて 柔らかい雨に変わり 水嵩(かさ)が増え続けて 息が出来ない 人魚姫応えて 外の世界は どんな生き物が住んでるの？ どれだけ望んでも 僕らは海の巣から出られない どこまでも続く闇 そっと弾けた泡の残り香 もうすぐあなたも消えちゃうんだね 人魚姫応えて どこへ向かうの？ 月も透けないこんな海底で 絞り出した声も 煌めく波に飲まれ 届かない 人魚姫応えて どこへ向かうの？ 陽の射さないこんな海底で 人魚姫どうして それでも泳ぐコトを止めないの？ どこまでも続く旅 広い海を泳いで 深い海を泳いで さよならはまだ言わないで