歌詞

ありふれたようで いろんなことがありすぎる毎日だけど 今日も今日とて息をしている そこに感情は無くとも 君がリュックにいつもぶらさげてた 御守りの意味を知ることもなく お別れ通りのお別れでもなく その寂しさだけがいやに染みついたんだ 餞の言葉なんて知らない ましてや君に用意するなんて 死ぬまでありえただろうか いつまでも手を振り続けた 連絡とかとらないんだろうな それでも アホみたいにひたすら願った また 帰って来るよね また 帰って来てね 空の港まで 迎えに行くから これからは 毎日を温めてくれる君は もういないのか 何も考えない朝が来て 考えてばかりの夜のくり返し はじめからそこにあったものは なくなること自体考えたことがなくて 面目ないな ささやかな幸せに 自分は日ごと気づけていたんだろうか ドーナツの穴になった気分だよ また 帰って来るよね また 帰って来てね 空の港まで 迎えに行くから 一瞬だけ煌めいて そのまま雲の中に消えてしまいそうで 湧き上がる不安を飲み込んだ いつまでも手を振り続けた 連絡とかとらなくていいからさ また あのへなっとした笑顔で ふらっと帰って来てよ そんで夕飯一緒に食おう 柄にもなく使う言葉 「信じてる」 別れを望む展望台 いつまでも手を振り続けた 連絡とかとらないんだろうな それでも 願わずにはいられない また 帰って来るよね また 帰って来てね 空の港まで 迎えに行くから