歌詞

作詞：まほろ

作曲：まほろ

見えなかったものが見えてくる 見えていたはずのものが見えなくなっていく たぐり寄せたかすかな希望を覗いてみたら 心許ない顔してて 何だか笑えてきたんだ 電車の窓から見えた夕日に泣きそうになったこと 目を見て話を聴いてもらえたこと 生まれて初めて全てを突き返されたこと 革命前夜 だとか思いたいだけ たかが知れてる 知ってる ひりつく焦りも　治らない傷も 多分　自分だけのもの 走り続ける方が不安なのかもしれない それでも何にも代え難い 見失わないものがあったんだ いつの日だって少しもこの意志が揺らぐことがなかったことを 誰より自分が知っているから 行くよ 交差点で感じる孤独も 誰かのそれと色　形が似ているだろうから 寂しくはないな 何かが変わる と思いたいだけ たかが知れてる だけど 簡単な裏切りも　捨てられた誠意も たまたま　転がってきただけ 「傍にいてほしい」と言うこともできただろう それでもこの道だけは 独りきりで歩んでいかなきゃと思ったんだ あの日誓ったんだ 会えなくても　互いを大事に思うこと たくさんの思い出を胸に 花や月に救いを求めてもどうしようもなかった夜も きっといつか意味を持つのだと 信じてやまない 瑞々しく　凛々しく 進んでゆきたい どんなものにも代え難い 見失わないものがあったんだ いつの日だって少しもこの意志が揺らぐことがないことを 誰より胸を張って言えるから 行くよ