
夏の前日
白晝堂々歌詞
作詞:白晝堂々
作曲:白晝堂々
あれは確か 夏の前日 まるで雲がとけたような かきまぜたような空 木陰に座って風が吹くのを待ってた 陽炎の向こうに白いキャンバスを見つめる人 来る日も 来る日も 静かな炎 絵筆で燃やし 孤独も 苛立ちも 誰にも渡さぬと ブルーに グレーに 塗られた油彩 わたしなんか見ていない その横顔に 恋をした わたし恋をした 欲しくなってしまった あなたを 蝉の声が響く あれは確か 8月のアトリエ まるで黒猫のように 求めるように 拒むように 星降る夜と向日葵 人の顔は描かない 人のことがわからないから それなのに 何度も 何度も 私の名を呼ぶ 自由で 勝手で 気まぐれな人 ずるいね ずるいよ でもわたしなんか見ていない その横顔が 好きだった 好きになってしまった ただ待っていた その眼差しを あれは確か 夏の終わりで キャンバスに描かれた 知らない花の笑顔 恋だった わたし恋をしていた 欲しくなってしまった あなたを 恋だった わたし恋をしていた ずっと騙して欲しかった 惨めにさせないで あれは確か 夏の前日 まるで雲がとけたような 爆ぜたような空 河原に座って風が吹くのを待ってる 陽炎の向こうから また夏が来る
アーティスト情報
電気主任技術者・エネルギー管理士。作詞・作曲、BGM制作も請け負ってます。気軽にご連絡いただけると嬉しいです。はくちゅうどうどう、と読みます。










