
宜候
タローコジマ歌詞
作詞:タローコジマ
作曲:タローコジマ
急き立てる波間に夢を見る 何処へ行こう この舟に乗って 大気は唄う 「錨を上げて!」 誰が為の舟か 誰が為の海か 旗めく 風は踊る 波が手を引く ざわめく心が答えを知っている 漕ぎ出せ宛てなきこの自由の元で 浮き沈み 寂しさは押し寄せる 構わないさ 至極当然の事 ほら今この時も 景色は生まれ逝く 誰が決めたのか 私を私と 「理由は要らない」 潮風が唄う 岸辺の小舟に 乗り込み帆を張る 宛てない航路を行け 宜候
楽曲解説
"宜候"とは船出の直進を示す航海用語。 旅人でもあるタローコジマが、アラスカ一人旅を決意した時の出来事。 旅のきっかけとなった星野道夫(写真家、エッセイスト)の言葉からインスピレーションを受けた歌詞が描かれている。 今作もタローコジマ自身が全楽器の演奏、録音を行っており、 激しく歪んだギターと、根源的なビート、ピアノの旋律が、大地の猛々しさと美しさを感じさせる楽曲。 Mix&Masterは業界内で注目を集めているバンド、Khamai Leonのbejaが今作も担当。
アーティスト情報
音楽家、現役保育士、旅人、Podcastパーソナリティ











