楽曲解説

私が宮城県に住んでいた時に震災に遭いました。私が住んでいた所は被害は少なかったのですが、情報が何も無かったあの当時、津波がくるという考えはありませんでした。 同じ時の中で様々な状況下の中を過ごした私達ですが、どれほど嘆き、落胆し、あまりの被害の大きさに呆然と立ち尽くした事でしょうか。 大切な人を失ってしまった人がたくさんいる中で、当時の私は何も出来ませんでした。 あれから7年後くらいに、私は大切な人の事を想った「I love you」という曲を書きました。 「君を今でも愛してる」 「君がいなくて寂しい」 「君が戻って来ない事は分かっているけど、君の名前を何度も呼んでしまうよ」 ありのままの想いを曲に込めました。 これでもかという程、度重なる苦難に直面した時、人は1人では生きてはいけません。 どうして自分だけこんな目に遭わなければならないのかと思う事があると思います。 どうか1人で抱え込まないで、苦しい思いを大切な人に委ねて下さい。 苦しくても生きなければいけません。 自分を追い詰めないで、自分を大切にして下さい。 あなたの幸せを願っています。 この曲が少しでもあなたの心に寄り添えますように。