歌詞

眠れない夜の頭の中の喧騒に でっかい針を刺して、今日も夢の中 譲れないものが僕の中にありますか 掌の中はからっぽだったよ 窓を開けて夜の声に耳を澄ます 僕は僕の声も聞こえないのに 枯れるまで泣いた、腫れた目で見た藍色の空 気付けば、まだ僕の中に 揺れる景色を、僕の目で捉えられるように からっぽの手を握りしめて、朝を迎える空を一人睨むよ 散々息を吸って吐いて、右手の中の夢も消えて つまらない大人になったよ なんか思い出した、僕は走り出した 夜明け前の藍色の空を 枯れるまで泣いた 寂しくて泣いた、あの日あの場所に僕はいない 夢から覚め、月が消える 変わる景色を、僕の目で映し出せるように 笑ってた、僕の背中を追って 雲の隙間、淡い光、風が吹き込む窓の外へと 僕を連れて行くよ 眠れない夜の頭の中の衝動を ぎゅっと握りしめて、今日も夢の中