歌詞
作詞：Mizu
作曲：Mizu
「また遅刻？」って ため息の声 今日は黙って 席に着いた ほんの少しのことでさえ 僕には うるさく聞こえたんだ 廊下の隅で 笑ってる友達 だけど僕は なんだか笑えなくて 「先生なんて嫌いだよ」 そう思えば ちょっと楽だった わかってよ、先生 強がってるだけなんだ 本当は苦しかった でも言えなかったよ 君が目をそらすたびに 胸の奥が ぎゅっと痛んだ 厳しくしたあの一言 本当は ずっと迷ってた 保護者からの電話のあと 夕焼けを ひとりで見ていた 「先生って 泣いていいの？」 誰にも 聞けなかった 君を信じてた 叱るたびに泣きたくなった それでも背中を押したかった 君の未来のために あの時は ごめんね 言えなかった言葉たちが 届いた気がする すれ違っても 想いは消えなかった すれ違った日々も 今は宝物になった ありがとう、って言えた瞬間 涙がこぼれた 君のことが 宝物だった 先生、あなたが 僕の道しるべだった
楽曲解説
**『言えなかった言葉』**は、 「生徒」と「先生」——立場の違う二人の視点が交互に語られる、往復書簡のようなバラード曲です。 すれ違い、誤解、強がり、悩み… お互いに言葉にできなかった想いが、音楽とともに少しずつ解けていく物語になっています。
アーティスト情報
“何気ない日々の中にも、きっと意味がある。” 儚くも前を向く感情を、言葉とメロディに乗せて歌っています。 透き通るようなピアノとギターの音色で、心の風景を描くシンガーソングライター。
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