歌詞

作詞：藤井策

作曲：藤井策

「明日、海に行こう」って君が言った 明日、世界が続いていたらね そんなことを考えてしまうのは もう少しだけ話をしていたいから 水面に揺れてる 君の秘密　触れたくて 何度目だろう　朝を迎えるたびに あの日のこと思い出してしまうよ 波打ち際　泣いていたあの子が 瞼の裏でしゃがみ込んでる 水面に揺れてる 風がそっと背を押す 私の夢を 祈りを 確かめたい いつだって　どこへでも行けるのなら 君のいない日常を捨て去って 飛び越えたい いつかの思い描いた世界の向こうへ さようなら 迷うなら このまま 波打ち際　踊るように歩いた 水飛沫が光を集めて散った 昨夜、君が話してくれたことが 胸の奥　さざ波を起こした 水面に浮かべた 星の色　きれい 君の痛みも 憂いも 他愛もない瞬間が 思い出に変わるたびに 交わされた約束が薄れていく 捨て去りたい 羨望はもういらない 憧憬も期待も さようなら 望むなら このまま さようなら 叶うなら またね 星を巡ろう 宙を見上げて 手を伸ばす 星を掴むように 見えるよ 青く輝く一等星が ほら目の前に… 何処にも行かないで！ 私はまだ水底にいるよ 今でも世界は輝いて見えるよ 刻まれた一秒が 思い出に変わる前に 果たされない約束を思い出して　さあ 駆け出したい もう一度　君の歩いた道の先へ行こう 君のいない世界でも さようなら 見上げた星空