
歌詞
作詞:たけ
作曲:たけ
周りに聴かれない様に 声を潰した浴槽の中で 助けてという言葉すら 大きな声で言えないよ 肺を劈くしめった埃を 喉に詰めて殺してくれ 何時も一人芝居の様で 虚しい只の生き地獄だ ああ生きるって悔しい 誰にも手を伸ばせずに 役立たずな指先の爪を 噛んで吐き捨てる毎日 誰の一番にもならない だからせめて消えたい 命の優劣に負けた私は さぞ殺り甲斐があるよ 洗脳に惑わされぬ様に 声を偽りもう戻れない 助けてという言葉すら 嘘に聞こえて仕方ない ああ生きるって苦しい 自分で裂いた傷を見た ロクでもない掌に唾を 塗って啜り泣く毎日は 誰の心にも留まらない だからせめてしがない 命の喪失を賭けて私は あの子を救うと決めた 夢をみているあの子に 未来を託す自分を透す えいえんのゆめをみる 神を尊び今日もいのる 愛している愛している 一生君のそばにいる… ならば。
楽曲解説
2024年2月某日 ちょうど2年前、「SHARK」を構想していた頃を思い出した。私が初めて作った曲を試作するに当たって、モデルになった大津市いじめ自殺事件の被害者だった少年は今年で23歳になり、立派な社会人として活躍していたかもしれない。さらに、旭川女子生徒凍死事件の被害者だった少女は今年で高校2年生になり、この先の明るい未来を夢見て羽ばたいていくはずだった。 数多途切れぬいじめによって傷を負った彼らをはじめとする全ての被害者の気持ちを私が浄化させて少しでもスカッとしてくれればと思って作った私の処女作。当時から何も本質は変わっていないということを掲げたいし、今後も定期的に掲げていきたいと思った。 それを歌っていた私が夢を叶えることが、この娑婆世界で夢を叶えられなかった彼ら彼女らを貶めたものに対する復讐になってくれたらこれほど嬉しいことはない。
アーティスト情報
作詞作編曲・歌唱を全てたった一人且つ自宅での宅録でこなす現役男子大学生シンガーソングライター。GarageBandを愛用。オルタナティブロックを起源にブラックミュージックやクラシック・ジャズ、ラップミュージック、アンビエント・ヒーリングなど様々なジャンルに派生して常に自身の新たな音の境地に挑み続けている。 2025年4月よりマルチジャンルバンド「アトラストレイン」の座長として活動を開始するため活動を終了。 〈此奴の変遷〉 ・2022年11月3日 EP「潮騒のロックパーティーへようこそ」をリリースし若干17歳で音楽活動を開始。 ・12月28日 EP「キャロルを奏でる前に」をリリース。 ・4月1日 1st アルバム「SUPER BLOSSOM」をリリース。 ・5月14日 シングル「流星群の通り道」をリリース。 同日東京都・溝ノ口で弾き語りライブを行う。 ・5月25日 下北沢MOSAiCにて「ミライオトロックvol.157」に参加。初のバンド編成のライブを行う。 ・6月26日 18歳成人の誕生日にミニアルバム「夜空に向かって水銀を撒く」をリリース。 ・9月13日 ミニアルバム「国士無双」をリリース ・11月3日 音楽活動開始1周年の日にリミックスアルバム「QUARTER LESTS」をリリース 2024年 ・4月15日 25曲入りアルバム「タイタニックの走馬燈」をリリース ・7月14日 今までリリースした曲の中からベスト盤「フィルムカメラとストロボスコープ」を配信リリース ・8月1日 下北沢学生音楽祭2024SUMMERに初出演 以降平均月2本でライブ活動をこなす。 2025年 ・1月26日 25年3月いっぱいで活動終了を通知 ・2月9日 自身にとってソロでは最後となる巣鴨IFNESSでのライブにて佐藤慶弥(ギター)、中村武尊(ベース)、鈴木惇朗(ドラムス)、黒田彩斗(サックス)、後屋敷和希(トランペット)、そして自身がボーカル&キーボード&ギターで主催する6人組マルチジャンルバンド「アトラストレイン」として25年4月より活動を開始することを発表 ・3月31日 自身の節目となる最後のリリースとなる3rd full album「超銀河の領域」をリリース











