月光の雫 feat.ai

たけ
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楽曲解説

第十六話 あの日見た月光の筋が 私たちを繋いだような気がした。 隔たれた、出会うことのなかった私たちを 月が結んでくれた。

歌詞

作詞:たけ

作曲:たけ

別れの言葉が飛ぶ 風がひとつふたつ吹く 凍えた声は笑っている 白い息は澄んで夜空へ昇る 描いた心じゃ響かなくて ハリボテの体じゃ動かなくて 離れた時間が霞になってゆく 選んだ全てが正しくないって 君が離れていく迄に僕は 落ちる 雫が一粒頬を滑る なぜ君が泣くんだ ほら月が綺麗だと笑っていたくせに 夕闇が一粒目を奪っていく 私は全てを愛していたのに 哀を残して君は征く 風がひとつ強く吹く 震えた声で喉が渇く 透明になって見えなくなる
 流れ着く先は月の何処か アポロ11号はもう去った 静かの海か月面の裏側か 飲み込まれそうな青があった この中に貴方の命が見えた 気がした
 雫が一粒袖を濡らす 言葉で声を詰まらせて 胸が張り裂けてしまいそうなのに
 涙が一粒土へ還る 一筋の月光が君の所へ導くように
 2人を結んで離さないように 結えた心を離さないままで
 ゆっくりゆっくりゆっくり溶けていく
 風で匂いが移ろうように 2人の手と手が触れ合うように 月光の雫の夢を見ていた 渇いた喉を潤すように 鈴虫の声へ聞き入るように また出会える日の夢を見ていました.

アーティスト情報

作詞作編曲・歌唱を全てたった一人且つ自宅での宅録でこなす現役男子高校生シンガーソングライター。GarageBandを愛用。オルタナティブロックを起源にブラックミュージックやクラシック・ジャズ、ラップミュージック、アンビエント・ヒーリングなど様々なジャンルに派生して常に自身の新たな音の境地に挑み続けている。 〈此奴の変遷〉 ・2022年11月3日 EP「潮騒のロックパーティーへようこそ」をリリースし若干17歳で音楽活動を開始。 ・12月28日 EP「キャロルを奏でる前に」をリリース。 ・4月1日 1st アルバム「SUPER BLOSSOM」をリリース。 ・5月14日 シングル「流星群の通り道」をリリース。 同日東京都・溝ノ口で弾き語りライブを行う。 ・5月25日 下北沢MOSAiCにて「ミライオトロックvol.157」に参加。初のバンド編成のライブを行う。 ・6月26日 18歳成人の誕生日にミニアルバム「夜空に向かって水銀を撒く」をリリース。 ・9月13日 ミニアルバム「国士無双」をリリース ・11月3日 音楽活動開始1周年の日にリミックスアルバム「QUARTER LESTS」をリリース 2024年 ・4月15日 25曲入りアルバム「タイタニックの走馬燈」をリリース

shea

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