歌詞
作詞:たけ
作曲:たけ
僕は鮫 みんな僕が現れると怖がってしまうんだ 僕はただ 生きていたいだけなのに 一生君のそばにいるなら いつしか君を憎んでなくても 本能のまま君の首筋を 噛みちぎって噛みちぎって 君の身体は深海へ沈み 辺りは美しい鮮血に染まり 紫陽花色の絵の具が落ちた様に滲んだ 僕は鮫 人は皆僕のことをころしたいみたいだ 僕はただ 優しく居たいだけなのに いつの日のことか覚えてないけど 図鑑を嬉しそうに眺めてる 少年が僕を「かっこいい」って そう言ったんだ!だけどもしも 僕が目の前で彼のリョウシンを 砕いて丸呑みにしたならば あどけない少年の眼球に 赤い牙で恐怖を植え付ける 神様どうか僕に一度だけ 獣の理を消す魔法を かけて僕をただの優しさで 溢れた世界に浸して下さい 水槽の中やプールの中では 僕は誰とも分かり合えない 生涯この広い海洋(おり)の中で 寂しく飢えてしんでゆくんだろう それでも愛してくれるならば 僕も心の奥底に眠る 愛の感情を表に出して 逃しはしない それでも愛してくれるならば 君にへばりつく怨念に食らいついて 僕の一部に取り入れて 呑み込んであげる 一生君のそばにいるなら いつしか君を憎んでなくとも 本能のまま君の首筋を 噛みちぎって噛みちぎって 君の身体は深海へ沈み 辺りは美しい鮮血に染まり 紫陽花色の絵の具が落ちた様に滲んだ 僕は悪役でも悪者でもない ただ身を焦がして生きたいだけ 例え涙が溢れ出しても 全て海に溶けて消える 僕は鮫 僕はみんなが去ったあと 一人で深海へ泳ぐ
楽曲解説
多様性主義ではなく、多自然主義に。「SHARK」 原曲ではディストーションに重きを置き、「SHARK」の獰猛な本能と心のうちを表現したこちらの楽曲ですが、今回は大海原を彷彿とさせる今までとはまた違った迫力を孕んだテイストに仕上がりました。
アーティスト情報
作詞作編曲・歌唱を全てたった一人且つ自宅での宅録でこなす現役男子大学生シンガーソングライター。GarageBandを愛用。オルタナティブロックを起源にブラックミュージックやクラシック・ジャズ、ラップミュージック、アンビエント・ヒーリングなど様々なジャンルに派生して常に自身の新たな音の境地に挑み続けている。 2025年4月よりマルチジャンルバンド「アトラストレイン」の座長として活動を開始するため活動を終了。 〈此奴の変遷〉 ・2022年11月3日 EP「潮騒のロックパーティーへようこそ」をリリースし若干17歳で音楽活動を開始。 ・12月28日 EP「キャロルを奏でる前に」をリリース。 ・4月1日 1st アルバム「SUPER BLOSSOM」をリリース。 ・5月14日 シングル「流星群の通り道」をリリース。 同日東京都・溝ノ口で弾き語りライブを行う。 ・5月25日 下北沢MOSAiCにて「ミライオトロックvol.157」に参加。初のバンド編成のライブを行う。 ・6月26日 18歳成人の誕生日にミニアルバム「夜空に向かって水銀を撒く」をリリース。 ・9月13日 ミニアルバム「国士無双」をリリース ・11月3日 音楽活動開始1周年の日にリミックスアルバム「QUARTER LESTS」をリリース 2024年 ・4月15日 25曲入りアルバム「タイタニックの走馬燈」をリリース ・7月14日 今までリリースした曲の中からベスト盤「フィルムカメラとストロボスコープ」を配信リリース ・8月1日 下北沢学生音楽祭2024SUMMERに初出演 以降平均月2本でライブ活動をこなす。 2025年 ・1月26日 25年3月いっぱいで活動終了を通知 ・2月9日 自身にとってソロでは最後となる巣鴨IFNESSでのライブにて佐藤慶弥(ギター)、中村武尊(ベース)、鈴木惇朗(ドラムス)、黒田彩斗(サックス)、後屋敷和希(トランペット)、そして自身がボーカル&キーボード&ギターで主催する6人組マルチジャンルバンド「アトラストレイン」として25年4月より活動を開始することを発表 ・3月31日 自身の節目となる最後のリリースとなる3rd full album「超銀河の領域」をリリース











